Note #28
シュレッダーを試運転。導入初日からガッツリ稼働させております。静音性の高いものを導入したのですが、裁断音が気持ち良くて気に入りました。なんとなく「全自動餅つき機」を眺めている時のような気持ちよさもあるような。
とりあえず過去5年間の日記のうち2冊分を破棄。少しずつ重ねてきた毎日は見るに堪えない言葉ばかりで、それらがものの数秒で紙屑と化していくことには何の感傷もありません。
「死後、何方かがこれを読んだとしたら」などという廉い遺言めいた言葉も、いざ裁断口に吸いこまれゆくとなればその様は見苦しい命乞いそのものです。慈悲深く息の根を止めていきましょう。
夜が遅いので続きは明日やります。
先日自分で書いていた話に「なんか既視感があるな」と、あれからずっと思っていたのですが、思い出せました。恐らく子どもの頃に小学校で聴かされた話がそれです。
部屋の片づけは大の苦手ですが、モチベーションが全くない訳ではないです。やらなきゃいけないと思います。先日外で倒れてしまった時がそうでしたが、本当にこのまま死んでしまうとしたら?という漠然とした強い不安の中で真っ先に脳裏を過ぎるのは大抵「今、部屋が汚いんだよなあ」みたいな事だからです。 Note #26
多分ですが、当時担任の先生から聴かされたのであろう「従軍経験のあった祖父は自分がいつ死んでも恥ずかしくないよう、いつもパンツだけは綺麗なものを身に着けたいと言っていた」という話がそれと思われます。もしくは落第忍者乱太郎の「戦が始まると褌がよく売れる」というエピソード。
漫画で読んでいるだけではピンと来なかった話を改めて生身の人間から聴かされたことで「あれってマジなんだ…」と少し信じられた。そういうエピソードがあるためにこの2つの話は私の中でワンセット扱いなのですが、いま改めて「本当にそうなんだなー」という感じです。