BACK


神國博覧会

遠いとおい 抗議の歳
窓に、、星々の都市を
遠目とおめに 透視し
視認する 常世の主
眩ます


地殻の呼び声
悟ることもなく
後ろ髪を引かれ
挙手の手と声を妨げる

天高く衝く 立樹の塔
どうか我らを その加護のもとに

挙句は、怠惰の民
芦の橋を置き去る


仰げ、、常世の主
なお異界に
もし死に眩まし
敗れ、哀れに監視し
死人より
遥か彼方に流す


渦中の泣き声
惑うまでもなく
後ろ手に手立て
喪主の眼を
故意に呼び覚ます

天高く衝く 排気の業
とうに我らは その籠の内に

嘆くは、怠惰の民
棕櫚の環を焼き棄てる


作詞/作曲:権兵衛る